Press slams new formula after 'Bore-rain GP' [Motorsport.com]1993年以来の決勝無給油となって初めてのバーレーンGP、メディアは一斉に疑問を呈しています。
ドライバーや内部関係者も無給油規則を非難、ほとんどのクルマが同じ戦略を取り、オーバーテイクをするほど接近できませんでした。
ウェバーは「あんなものを続ける理由があるか?」としています。
サン紙は、「Bore-rain GP」とバーレーンGPを表記、デイリーメールは「FIAとチームは、問題を緊急に検討し、変更できることを見出さなければならない。」と書いています。
「スポーツは大鉱脈を逃してしまう危険がある。グリッドには4人もチャンピオン経験者がいて、彼らは全員力のあるクルマに乗っている。レースは、砂漠同様それ以上に素晴らしく輝いているべきものだ。」
1-2を決めたフェラーリの地元イタリアのガゼッタデロスポルトでさえも、「客観的に見て、新鮮味あり高い目標を予期していたF1は退屈なレースを生み出してしまった。」としています。
仏レキップは「満場一致で退屈だった」としていますが、ガゼッタ~のつけ足しやAuto Hebdoではバーレーンが特殊でシーズンの進行を見守るべきとの論調もあります。
ほんと退屈なレースだった。
サーキットの影響なのかは知らないけど(ただ、同じバーレーンで開幕した06年のGPは、アロンソ・ミハエルの第2スティント終わり・第3初めの応酬、最終的な順位決定ピットアウト時、つまりはそれまでの作戦遂行のための緊張感ある走りとピット作業、が今年のだらーっとしたのとは全く違った)、車重によるキレのない動き・タイヤいたわりのぬるめの走りがあまりにうんざりだった。
ベッテルに何もなければ・ウェバーが煙幕張らなければ、順位が変わらないパレードだったんじゃないかと。
一体FIA・FOTAその他は何考えてたの?
こんな展開ど素人の自分でも予想できてたくらいなわけで、それでもなお無給油に決めたってそんなに給油機輸送やそれに係る人員の経費が高すぎるの?
だとしても、そんな経費よりバジェットキャップ導入してれば莫大な経費削減のお釣りが来たんじゃないの?
キャップを土壇場で廃案にして、それ前提のチームを散々苦しめさせた挙句、107%ルール復活で排除しようってあまりに身勝手じゃないの?
本当に「ファンのため」「F1のため」に行動なさってるんですか?
前会長体制のFIAが結局一番考えてたんじゃないかと改めて思う。
先入観あり・まだ第1戦ってのがあるんで、完全公平な見方にするには大分割り引かなくてはいけないんだけど、それでもあまりにもこれまでの経緯と結果が・・・