Prodrive face further delay over entry [autosport.com]次期コンコルド協定・カスタマーシャシー問題が曖昧な状況で来季参戦体制が整わないプロドライブ。
さらにはウィリアムズからも参戦の合法性に関して控訴裁判所での審議が行われるはずでした。
しかし、FIAは控訴裁判所でのヒアリングを延期にし、ウィリアムズが一般法廷へ舞台を移そうとしているため、プロドライブの参戦決定はさらに遅れそうです。
元々は10月24日に国際控訴裁判所が予定されていて、そこでの解決でもって参戦問題を解消させることをプロドライブは望んでいました。
舞台を移すことにしたウィリアムズの意図ははっきりしていませんが、カスタマーカー問題がFIA管轄のことではないと考えているようで、F1レギュレーション上の問題ではなくコンコルド協定上の問題と捉えているためと思われます。
このことで、例えFIAがヒアリングにおいてプロドライブのカスタマーカーによる参戦を認めたとしても、一般の民事法廷でもクリアされなければ参戦が出来ないことになります。