Toyota to stay, Mercedes to leave? [Yahoo! SPORT]ホンダ・BMWのF1撤退に続くとすればそれはトヨタであると見られ、メルセデスはF1を継続していくと大方には見られていましたが、最近の推測によればそうではないかもしれません。
トヨタは本体が60年間で初めてとなる年間通じての赤字を計上、上位の予算や2002年以来133戦の参戦の中で大きな成功に至っていないF1チームがコスト削減過程で遡上に真っ先に上がると見られていました。
さらにチームの山科代表は期間として2年を与えられたと話し、J.ハウエットも「弱いシーズンを過ごすならば我々に未来はない。」と話していました。
ただ、トヨタに関しては2つの理由でF1継続できるようで、その一つはF1におけるコスト削減の進展、もう一つはモータースポーツファンで自身もレースに参加する豊田章男が新社長となったこと。
社長は目標として後輪駆動の新スポーツカー発売を掲げていて、プロジェクトはスバルと共同で行われ、2年内に生産されると思われます。
一方で、今季選手権トップのブラウンGPをはじめ、KERS搭載初優勝を飾り長年のパートナーであるマクラーレン、そして昨年から提携しているフォースインディアと3チームにエンジンを供給し、来年にはさらにレッドブルにも供給かといわれているメルセデスに関する噂が大きくなっています。
BMWの撤退発表後すぐに「我々のF1プロジェクトへの影響はない。」との声明を出しましたが、役員会議では頻繁にF1に関する議論がされていると思われ、今年初めにはその役員の一人Helmut Lenseが「より価値のあるプロジェクト」へ注力するためにF1撤退を求めていました。
Lenceは独紙に「この議論は、BMW撤退で確実に熱を帯びてくる。」と話しています。