Burti calls for stronger helmet visors [autosport.com]元F1ドライバーで現在はブラジルでF1解説をしているL.ブルティは、ハンガリーGPでのマッサやF2でのH.サーティースの事故を受けて、FIAに対してヘルメットのバイザー部分の強化に集中するように求めています。
ブルティは2001年ベルギーGPブランシモンでタイヤウォールに突っ込み、今回のマッサと同様に脳震盪を起こし、自身のF1キャリアを終えています。
FIAの技術代表C.ホワイティング、GPDA、AUTOSPORTに宛てた電子メールの中で、ブルティはヘルメットの技術進歩を賞賛。
しかし、クラッシュによってバイザーが外れることがないようさらに進歩をしなければならないと主張しています。
「ハンガロリンクでのマッサのクラッシュに、2001年ベルギーでの自分のクラッシュ以来のヘルメットの進化を見て取れた。」
「これはドライバー安全性におけるFIAとヘルメットメーカーの功績を示すものだ。」
「私のヘルメットでは軽量化のために2つのネジでバイザーが固定されるものと違って、4つのネジで固定されていた。そのためバイザーは前のタイヤバリアからの強い力にもかかわらず固定されていた。」
「しかしフェリペの事故では、バイザーを止めるネジが強い衝撃に耐えられず緩んでしまい、顔の表面が露出し、特に顔や目においてより悪い結果となってしまった。」