佐藤琢磨の2002年のデビューから
2005年シーズン終了現在までのF1での走りを振り返ります(※新しい年を上に表示することに変更)。
来季ドライバーラインナップ動向、シーズン振り返り、一貴のF1成績はこちらから。【2008年】スーパーアグリ・ホンダ(佐藤琢磨、A.デイビッドソン)
第1戦オーストラリアGP(予選20位、決勝リタイア)
・オフテストはチーム財政事情から欠席の連続
・それでも奮走、しかし実走不足からかリタイア
第2戦マレーシアGP(予選20位、決勝16位)
・足回りを堅くすることでパフォーマンスアップ
・途中コースオフがあったものの、今季初完走
・デイビッドソンも完走、ダブル完走に
第3戦バーレーンGP(予選22位、決勝17位)
・予選はスピンで終了、赤旗原因にも
・いつも通り1周目で順位アップも、じりじりかわされ17位で完走
第4戦スペインGP(予選22位、決勝13位)
・チーム売却話が一旦白紙化、ホンダの緊急支援でなんとか出走
・2戦連続の最後尾グリッド
・粘り強く走り、最下位ではあるものの完走
第5戦トルコGP(予選-位、決勝-位)
・スーパーアグリがF1撤退を発表、即時撤退のためトルコGP以降参戦なし
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予選最高位20位、決勝最高位13位、0ポイント、リタイア1回
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【2007年】スーパーアグリ・ホンダ(佐藤琢磨、A.デイビッドソン)
第1戦オーストラリアGP(予選10位、決勝12位)
・マシンがマシンだけに大飛躍、Q3進出10位(デイビッドソンは11位)
・そして混戦の中段争いのため、少しの差で順位は大きく変わり決勝12位
第2戦マレーシアGP(予選14位、決勝13位)
・2戦連続のQ3進出はならず
・スタートの混乱でリウッツィに接触、「佐藤はクレイジーな動きだった」
第3戦バーレーンGP(予選17位、決勝リタイア)
・Q2/Q3を考えたタイヤ選択でQ1脱落、17番グリッド
・スタート後またも他のドライバーからクレームが出る動き、レースはエンジンブローでリタイア
第4戦スペインGP(予選13位、決勝8位)
・燃料トラブルでQ2走行中にストップ、Q3進出ならず
・トラブル、リタイアが多かったレースを無難に走りきり、気づけば8位入賞!
第5戦モナコGP(予選21位、決勝17位)
・チームのミスでラストアタックできなかったとは言え、後ろはスパイカー・アルバースのみ予選21位
・スタートでコーナーカット、後は特に何もなく初めてのモナコ完走
第6戦カナダGP(予選11位、決勝6位)
・0.1秒差でQ3進出ならず
・大混乱のレースの中、ソフトでペースに苦しむラルフとアロンソを抜いて6位入賞
第7戦アメリカGP(予選17位、決勝リタイア)
・大接戦の中Q1で脱落
・黄旗区間で追い越し→ピットスルーペナルティ指示→その前にスピンリタイア→次戦10グリッド降格
第8戦フランスGP(予選19位、決勝16位)
・予選は19位、前戦でのペナルティ10グリッド降格で最後尾スタート
・16位で完走
第9戦イギリスGP(予選21位、決勝15位)
・モナコ以来の最悪グリッド、後ろはやはりアルバース
・ピットスタートを選択、完走したものの前のブルツからはラップダウン、後ろのアルバースとはわずか18秒差
第10戦ヨーロッパGP(予選16位、決勝リタイア)
・カナダ以来のQ2進出
・豪雨レースの中、ハイドロ系トラブルでリタイア
第11戦ハンガリーGP(予選19位、決勝15位)
・今季6回目のQ1脱落
・リタイア台数分の4つ予選から順位上げて完走
第12戦トルコGP(予選19位、決勝18位)
・2連続Q1脱落、デイビッドソンは11番手
・1ストップ作戦実行するも、ラルフのように順位は上げられず18位
第13戦イタリアGP(予選17位、決勝16位)
・左近のアタックを邪魔したとして事情聴取されるも、ペナルティ無し
・予選上位以外がほぼ全て1ストップではかわすことができず
第14戦ベルギーGP(予選19位、決勝15位)
・4戦連続Q1落ち
・バトンをオーバーテイク(その後リタイア)するなど光る走りも見せたが、スパイカー・スーティルのの後塵を拝す15位
第15戦日本GP(予選21位、決勝15位)
・5戦連続Q1落ち、今シーズン3回目の最後列21番手
・序盤はブルツ、終盤はバトンに追突、完走(扱い)中最下位の15位
第16戦中国GP(予選20位、決勝14位)
・6戦連続Q1落ち、デイビッドソンとの差が明確に
・しかし決勝は粘り強く完走、14位
第17戦ブラジルGP(予選18位、決勝12位)
・わずかの差でQ1脱落、7戦連続
・中嶋などとバトル、しかし去年ほどの輝きはなく12位完走
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予選最高位10位、決勝最高位6位、4ポイント、リタイア3回
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【2006年】スーパーアグリ・ホンダ(佐藤琢磨、山本左近、F.モンタニー、井出有治)
第1戦バーレーンGP(予選20位、決勝18位)
・ライコネン予選ノータイムで最後方・ブービーは免れる
・燃料リグのトラブル・井出のラジオ勘違いで6度のピットストップ
・しかし、去年まではなかった「我慢」の走りで完走
第2戦マレーシアGP(予選21位、決勝14位)
・見事2戦連続完走
・「vsリウッツィ」の最終コーナーではあわや去年の鈴鹿の再現
第3戦オーストラリアGP(予選21位、決勝12位)
・序盤は重タンのバリチェロ・クルサードを抑え、3戦連続完走
・再三の青旗無視で、レース後に警告処分
第4戦サンマリノGP(予選21位、決勝リタイア)
・残り18周でリタイア
第5戦ヨーロッパGP(予選20位、決勝リタイア)
・ロケットスタートで順位を上げる
・レースペースは深刻でズルズル後退
・最終的には2戦連続のリタイア
第6戦スペインGP(予選20位、決勝17位)
・ヴィルヌーブ、エンジン交換ペナルディで実質19番手
・モンタニーにはトラブルが出るものの、琢磨には一切出ず、17位完走
第7戦モナコGP(予選19位、決勝リタイア)
・マッサが第1ピリオドでクラッシュ、予選後ミハエルのタイムが全て抹消され、フェラーリ2台・モンタニーの前からのスタート
・電気系トラブルでピットイン、システムをリセットするも、状態変わらずリタイア
第8戦イギリスGP(予選21位、決勝17位)
・予選直前のフリー3でマシン右部を大破するクラッシュ
・Tカー乗り換え(エンジン載せ替えできず)で、予選20位から21位へ降格(トゥルーリがノータイムで22位)
・決勝は完走、モンタニーも完走で、オーストラリア以来2度目のダブル完走
第9戦カナダGP(予選20位、決勝リタイア)
・予選でモンタニーにほとんど同タイムまで迫られる
・最終周でウォールにヒット、リタイア
第10戦アメリカGP(予選18位、決勝リタイア)
・BS勢優勢の状況もあって、今季最高位の予選18位
・リスタート後、「待つ」ことが相変わらずできずにモンテイロに接触リタイア
第11戦フランスGP(予選21位、決勝リタイア)
・初めてモンタニーの後塵を拝す予選22位も、リウッツィのエンジン交換ペナルティで最後尾は免れる
・クラッチトラブルでフォーメーションうまく出られず、スタートでもダメで結局1周リタイア
第12戦ドイツGP(予選19位、決勝リタイア)
・SA06投入、予選ではMF1に割って入る
・ギアボックスのオイル漏れでリタイア
第13戦ハンガリーGP(予選19位、決勝14位)
・後ろは左近、ともにペナルティ降格のスピード、アルバース
・クラッチトラブルが出るものの、何とか完走
第14戦トルコGP(予選21位、決勝リタイア)
・SA06Bはトラブル続き、左近に遅れる予選最下位(アルバースペナルティでグリッドは21番手)
・接触、トラブルでピットで修復作業。チェッカーを受けるも、規定周回数には至らず。
第15戦イタリアGP(予選21位、決勝16位)
・予選は定位置21位
・MF1の2台がタイヤ選択ミスしたのを突いて、初のMF1越え
第16戦中国GP(予選21位、決勝失格)
・エンジン交換で10グリッド降格も、アルバースが重量測定無視でタイム抹消、最後尾は免れる
・トロロッソをも上回って完走かと思われるも、最終周で青旗無視、オーストラリアで同様の警告を受けているため失格
第17戦日本GP(予選20位、決勝15位)
・予選Q1、進出の16番手からS2まで0.100以内だったものの、S3で1.2秒差がついて進出ならず
・初の左近とのダブル完走、琢磨はモンテイロより前でチェッカー
第18戦ブラジルGP(予選20位、決勝10位)
・期待されたQ2進出はならず
・レースペースが非常によく、スパイカーMF1・トロロッソを完封、今季最高の10位
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予選最高位18位、決勝最高位10位、0ポイント、リタイア8回
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【2005年】BAR・ホンダ(J.バトン、佐藤琢磨、A.デイビッドソン)
第1戦オーストラリアGP(予選19位、決勝14位)
・予選でクラッシュ、赤旗へ
・決勝も奮わず14位
第2戦マレーシアGP(予選位、決勝位)
・ウィルス性の風邪で欠場
第3戦バーレーンGP(予選13位、決勝リタイア)
・好スタートもブレーキトラブルでリタイア
第4戦サンマリノGP(予選6位、決勝除外)
・バトン3位、琢磨6位
・琢磨5位もBARは重量規定違反で結果から除外
第5戦スペインGP(予選欠場、決勝欠場)
・2レース出場停止の1レース目
第6戦モナコGP(予選欠場、決勝欠場)
・2レース出場停止の2レース目
第7戦ヨーロッパGP(予選16位、決勝12位)
・後ろはジョーダン・ミナルディだけの16位
・クラッシュに巻き込まれるも12位に
第8戦カナダGP(予選6位、決勝リタイア)
・フレッシュエンジンで予選6位
・ストップ→再走もブレーキトラブルでリタイア
第9戦アメリカGP(予選8位、決勝リタイア)
・バトンは3位、琢磨は8位
・ミシュランボイコットで0ポイントはBARのみ
第10戦フランスGP(予選5位、決勝11位)
・ライコネン降格のため、実質予選4位
・トゥルーリを交わす際にオーバーラン、他にもランオフで11位
・バトン入賞で、レギュラーで0pは琢磨のみに
第11戦イギリスGP(予選8位、決勝16位)
・決勝スタート直前キルスイッチ押す
第12戦ドイツGP(予選8位、決勝12位)
・ウェバーと接触12位でフィニッシュ
第13戦ハンガリーGP(予選10位、決勝8位)
・9位走行のフィジケラの連続ミスで、今季初ポイント(1p)
第14戦トルコGP(予選抹消、決勝9位)
・8コーナーでオーバー、予選14位
・ウェバーの予選走行妨害でタイム抹消、最後尾スタート
・1ストップで追いすがるも9位でポイント圏外
第15戦イタリアGP(予選5位、決勝16位)
・ライコネン降格で実質予選4番手
・給油リグトラブルで2周連続ピットインをせざるを得ない状況に
・追い上げもできず大幅に順位を落として16位
第16戦ベルギーGP(予選11位、決勝リタイア)
・BAR、スタンダードウェット→ドライ→スタンダードウェットとタイヤ交換連続
・セーフティカー導入→リスタート時にミハエルに後ろから接触リタイア
・ミハエルにヘルメットを叩かれ、レース後「ハラキリドライバー」
・この件で次戦は10グリッド降格のペナルティ
・バトンはタイヤ交換の不利がありながら3位表彰台
第17戦ブラジルGP(予選20位、決勝10位)
・前戦のペナルティと、エンジン交換で20グリッド降格、予選は走らず
・スタートのクラッシュはグリッドが後ろだったぶん得をして、トゥルーリの前に出る
・そのエンジン交換でグリッド降格→重かったトゥルーリに再三突付かれる。
・しかし、なんとか走りきり、10で完走
第18戦日本GP(予選5位、決勝抹消)
・予選、ファーストアタックのクルサードを何とか0.051秒上回るも、次のクリエンにあっさり抜かれる
・決勝1周目1コーナーでランオフ、バリチェロも巻き添えに
・モントーヤクラッシュのSC後、シケインでトゥルーリに追突「琢磨をF1にいさせるべきではない」
・決勝リザルト抹消でブラジルGP、鈴鹿スペシャルを無駄に
第19戦中国GP(予選17位、決勝リタイア)
・鈴鹿の走りで重タン作戦しか取るしかない予選
・琢磨はファーストアタック&重タンはあるものの、カーティケヤンに負ける
・ジャンプスタートでほぼ終了
・駆動系トラブルでリタイア
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予選最高位5位、決勝最高位8位、1ポイント、リタイア4回
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【2004年】BAR・ホンダ(J.バトン、佐藤琢磨)
第1戦オーストラリアGP(予選7位、決勝9位)
・予選7位で自己最高位
・トゥルーリ、バトンと接触、9位
第2戦マレーシアGP(予選20位、決勝リタイア)
・予選走行中スピン、赤旗中断の原因に
・2週目スピン、8位まで上がるもエンジントラブルでリタイア
第3戦バーレーンGP(予選5位、決勝5位)
・バトン(6位)を上回る予選5位
・ラルフと接触も5位キープ
第4戦サンマリノGP(予選7位、決勝リタイア)
・バトンがPP、琢磨は7位
・スタートで5位に上がるもエンジントラブル
第5戦スペインGP(予選3位、決勝5位)
・自己最高位の予選3位
・決勝は最高位タイの5位
第6戦モナコGP(予選8位、決勝リタイア)
・2つのシケインでミス、予選8位
・動くシケイン化、プールサイド付近で大白煙、危険と非難される
第7戦ヨーロッパGP(予選2位、決勝リタイア)
・自己最高位更新の予選2位
・決勝中、1コーナー入りでバリチェロと接触「佐藤はアマチュア」
第8戦カナダGP(予選17位、決勝リタイア)
・滑って予選17位
・スペアカーに乗り換えるもエンジントラブルでリタイア
第9戦アメリカGP(予選3位、決勝3位)
・バトンの一つ前3位の予選
・トゥルーリのランオフもあって、日本人14年ぶりの表彰台3位
第10戦フランスGP(予選7位、決勝リタイア)
・特にミスなく予選7位
・まだまだエンジントラブルでリタイア
第11戦イギリスGP(予選8位、決勝11位)
・アロンソ降格で実質7番手からスタート
・11位で完走
第12戦ドイツGP(予選9位、決勝8位)
・バトン2位、琢磨8位の初ダブル入賞
第13戦ハンガリーGP(予選3位、決勝6位)
・雨でラッキー予選3位
・スタートでポジションダウン、その後も苦しく6位入賞
第14戦ベルギーGP(予選15位、決勝リタイア)
・タイヤ選択、路面状況微妙で予選15位
・スタートでウェバーに追突され、リタイア
第15戦イタリアGP(予選5位、決勝4位)
・バトンを一つ上回って予選5位
・バトンを一つ下回って決勝4位
第16戦中国GP(予選9位、決勝6位)
・重い燃料で追い上げ決勝6位
第17戦日本GP(予選10位、決勝4位)
・台風で予選・決勝1日で
・肩の痛みに耐えて決勝4位、地元での強さを見せる
第18戦ブラジルGP(予選6位、決勝6位)
・予選6位→決勝6位
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予選最高位2位、決勝最高位3位、34ポイント、リタイア6回
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【2003年】BAR・ホンダ(J.ヴィルヌーブ、J.バトン、佐藤琢磨)
第16戦日本GP(予選13位、決勝6位)
・ヴィルヌーブ離脱でスポット参戦
・滑って滑って予選13位
・2年連続鈴鹿入賞の6位、バトンは4位
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予選最高位13位、決勝最高位6位、3ポイント、リタイア0回
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【2002年】ジョーダン・ホンダ(G.フィジケラ、佐藤琢磨)
第1戦オーストラリアGP(予選22位、決勝リタイヤ)
・土曜午前にクラッシュ、フィジケラ.verのTカーで予選出走
・そのTカーもトラブルで、107%ルールに引っかかる
・なんとか決勝出走・一時6位も、電気トラブルでリタイア
第2戦マレーシアGP(予選15位、決勝9位)
・ミハエルに進路をふさがれるも、予選15位
・チームメイトのフィジケラに追突
・しかし、チームメイトより前の9位
第3戦ブラジルGP(予選19位、9位)
・金曜フリーで信号無視、予選のベストタイム取消
・10台抜きの9位で決勝を終える
第4戦サンマリノGP(予選14位、決勝リタイア)
・これまでの最高位14位で予選終了
・ギアボックストラブルで5周リタイア
第5戦スペインGP(予選19位、決勝リタイア)
・フィジケラに大きく遅れる予選19位
・ロケットスタートもスピンでリタイア
第6戦オーストリアGP(予選18位、リタイア)
・初日好調も予選は18位
・ハイドフェルドとのクラッシュで一時意識不明も無事
第7戦モナコGP(予選16位、決勝リタイア)
・BARも含めたホンダ勢は全てトップ10外
・トンネルでクラッシュ、リタイア
・フィジケラは2度目の入賞
第8戦カナダGP(予選15位、決勝10位)
・予選中にエンジントラブル、スペアカーで15位
・決勝10位、フィジケラは5位入賞
第9戦ヨーロッパGP(予選14位、決勝16位)
・ホンダ勢4台では2位の予選14位
・スタートでフィジケラと接触
・決勝16位、フィジケラはリタイア
第10戦イギリスGP(予選14位、決勝リタイア)
・予選でフィジケラを上回る14位
・エンジントラブルでリタイア
第11戦フランスGP(予選14位、決勝リタイア)
・最高位、3戦連続の予選14位
・決勝、スタートでパニスと接触、その後コースアウトでリタイア
第12戦ドイツGP(予選12位、決勝8位)
・自己最高位の予選12位、フィジケラは6位
・決勝も最高位の8位で完走
第13戦ハンガリーGP(予選14位、決勝10位)
・また予選14位
・なんとか10位でフィニッシュ
第14戦ベルギーGP(予選16位、決勝11位)
・予選16位、後ろはザウバーとミナルディだけ
・決勝は最後尾11位で完走
第15戦イタリアGP(予選18位、決勝12位)
・予選中にライコネンとクラッシュ
・12位完走、フィジケラは8位
第16戦アメリカGP(予選15位、決勝11位)
・トラブル無しも予選15位
・いいスタートで決勝11位
第17戦日本GP(予選7位、決勝5位)
・初の一桁グリッド7位
・最終戦で初入賞5位
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予選最高位7位、決勝最高位5位、2ポイント、リタイア11回
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※追記
個人的に印象深いレース
1.2004年アメリカGP
トゥルーリのミスのおかげもあったけど、感動しました。
2.毎年の日本GP
どんな経緯の年でも、鈴鹿だけは安心して見ていられる走りの不思議さ(※追記 05年でその「不思議さ」も終了)。
3.2002年モナコGP
チームメイトに譲るのがトンネルの中なのか・・・
4.2004年ヨーロッパGP
この時は無謀ではなく果敢でした。
5.2005年ベルギーGP
チームの方針は既に決まってたけど、これがダメ押し・決定打。
※追記終わり
「F1前」実績も見事で、「一発の速さ」「常に前を狙う貪欲さ」が魅力の日本人F1ドライバーでした(まだ07年復帰、もしくは別チームで06年参戦の可能性がないことはありませんが、とりあえず過去形)。
しかし、前者はよくよく考えれば「たまに速い、ハマれば速い」、後者は「無謀な走り」とも言えてしまうわけで、彼の特徴の悪い面が前面・全面に出てしまったのが05年シーズンだったように思います。
そこにきてバトンの移籍問題。
運が悪いと言えば悪いですが、まぁ「運が悪い」は今シーズン使い尽くしましたしね。。。
いろいろ総合考量すれば、「バトン>琢磨」なのは疑いようの無い事実ですし、「バトン&バリチェロ体制のBAR」は間違っていないでしょう。
ただ、琢磨ほどの「F1前」実績があるドライバーが(言い訳・理由付けはできるわけですが)結果を出せないというのでは、これからの日本人F1ドライバーはまだまだ・・・と言わざるを得ないのかもしれません。
それは琢磨がF1レギュラーから姿を消す以上に寂しいことです。
琢磨が去ってもF1サーカスは来年以降もまだまだ走り回るわけで、新チャンピオン・旧チャンピオンの走り、そこに割って入らんとする他のドライバーの走り、マシン・戦略の火花、そして政治的な話(笑)と楽しみです。
そして、また琢磨が、日本人ドライバーがサーキットに立つのを期待しつつ、F1を見続けようと思います。
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