Formula One Medals [FIA]バーニー提唱のメダル制を導入した場合、これまでの記録がどうなるかをFIAが分析。
メダル制は各GP優勝に金・2位に銀・3位に銅を与え、上位メダルの個数が多い者がドライバーズランキング上位となる制度です。
これまでの59回の世界選手権のうち、22回のみが上位3人の顔ぶれが同じ。
他の37回では変化が起こり、チャンピオンは13回で変わってきます。
結果が変わる傾向にあるのは1990年以前で、ここ最近の20年では変わる数は多くありません。
【チャンピオン変更】
・1958年 M.ホーソン→S.モス
・1964年 J.サーティース→J.クラーク
・1967年 D.ハルム→J.クラーク
・1977年 N.ラウダ→M.アンドレッティ
・1979年 J.シェクター→A.ジョーンズ
・1981年 N.ピケ→A.プロスト
・1982年 K.ロズベルグ→D.ピローニ
・1983年 N.ピケ→A.プロスト
・1984年 N.ラウダ→A.プロスト
・1986年 A.プロスト→N.マンセル
・1987年 N.ピケ→N.マンセル
・1989年 A.プロスト→A.セナ
・2008年 L.ハミルトン→F.マッサ
※S.モス、D.ピローニ、F.マッサは初のチャンピオン
【チャンピオン回数(変更後)】
・7度 M.シューマッハ
・5度 J-M.ファンジオ、A.プロスト
・4度 J.クラーク、A.セナ
・3度 J.ブラバム、J.スチュワート、N.マンセル
【主要な変化】
・B.エクレストンのブラバムはドライバーズチャンピオン獲得せず
・S.モスが最初の英国人チャンピオンに
・J.クラークは倍の4度のチャンピオンに。1963-65年は3年連続チャンピオン
・M.アンドレッティとA.ジョーンズは倍の2度のチャンピオンに
・N.ラウダは3度から1度のみのチャンピオンに
・N.ピケは3度から非チャンピオンに
・1981-84年は4年連続でチャンピオン変更
・A.プロストは4度から5度に、しかし1985、86、89、93年の獲得から1981、83、84、85、93と大きな獲得年変更あり。1983年からは3連覇
・N.マンセルは3倍の3度の獲得回数に
・A.セナは89年もチャンピオンとなり、88年から4連覇
【選手権争いの期間】
・短期化してしまうのは14回
・長期化するのは8回
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