Renault chief committed to F1 future [Evening Echo] モナコGPを観戦していたルノーCEO、C.ゴーンがF1について語っています。
「コストカットに関する噂があるが、我々はこの産業で第2の高収益率グループだ。」
「戦略を手段に合わせる必要はなく、手段を戦略に合わせればいい。財政的なものは第一には来ない。我々は『財政は財政、いつか実現するパフォーマンスはパフォーマンス』とは言えないよ。」
「第一に言えることは、トップレベルで・勝利を競う責任があるということで、必要な予算って何だい?」
しかし、だからと言って予算について白紙委任状を出しているわけではないとしています。
「ベストな人間はいい結果を少ない予算で出す。成功しない人間は多額の予算でも結果を出せない。」
「我々のスタッフは非常にキッチリしていて、ルノーが勝利しているからといって、金がほしいとは言おうとしない。彼らは、このレベルを保ち、そして最小限の資源でもって戦う事を欲している。」
「私は本当に、おそらく最も少ない予算のひとつのチームとして昨年のチャンピオンを獲得し、今年も競争力があるこのチームを誇りに思っている。私はこのことについて恥ずかしく思うことはないと思う。私は、大きな予算で結果が出ないとしたら、それこそばつが悪い思いをするだろう。」
ルノーはチャンピオンを取ったものの、販売が芳しくなく、日産の時はモータースポーツ活動を縮小していたことについては「私は常にルノーのF1でのチャレンジは、ただ単に参加するだけのものではなく、いかにF1からもたらされるものからルノー車を売るかというものだ。」と話します。
「これはA.ダサスの問題でも、F.ブリアトーレの問題でもなく、ルノーの問題だ。我々は非常に高いレベル・勝利を競っている。」
「我々はF1にいるし、これからもい続けるつもりだ。唯一の疑問は「F1をどうやって本業に使うか?」だ。」
さすが、ルノー・ゴーンらしいという感じがします。
販売へ繋げるなら、日産ブランドのほうが効果は大きいような気もしますが。。。
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