Sato satisfied with the season [F1-Live.com]佐藤琢磨は今シーズンに満足。
「本当にすばらしい年だったと思う。クルマのパフォーマンスから高くは望めないと言うことは最初から分かっていた。ドライバーの視点からクルマを速くしていかなければならないと思った。だからコクピットで、レースやプラクティスの中で、できるだけハードに挑戦した。その時その時でしっかり実を結んでいたのはすごく嬉しかった。」
「序盤戦では我々にはスピードが必要だった。チームはドイツで新車のSA06を投入、最終戦までトラブルの洗い出しに追われた。我々は精一杯の力で車を改良して行ったから、それに関しては大きな満足感がある。このためブラジルでの結果を得た。トップ10でシーズンを締めくくれたのはすばらしいことで、これは年の初めに目指していたことだった。」
来季について。
「現在我々は、去年の今頃と比べて大きく異なった状況にある。最初はたった数人で始まったこのF1プロジェクトだが、今は150人を越えている。枠組みは非常に良くなっていて、私にとってのテストがもうすぐ始まる。」
F1に残れたし、いくらかはレース中の落ち着きも得られただろうし、来年以降マシンの共有化でもうワークスにこだわる必要もそれほどないだろうし、ほんと「災い転じて福となす」な年だったように思います。
来季以降、競争力のあるマシンを獲得して「以前の琢磨」に戻る可能性も無きにしも非ずですが。
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