Sato: "A fantastic moment for the team" [F1Racing.net] わずか8周、2度のストップと思い通りに行かなかった合同テストの初日。
しかし、琢磨は落ち込んだり焦ったりはしていないようです。
「チーム全体にとって素晴らしい時間だった。」
「チームのみんなが昼夜を問わず、仕事をしてくれた。インスタレーションラップは特別だった。しかし、我々にはいくつか問題がある。思うように走行を重ねられないこと、クルマの基本がとても古いものであること。我々はベストを尽くすが、現実的にならなければならない。だけど、今日我々がここにいるのは信じられないくらいのことだ。このクルマをグリッドにつかせることが、チームの第一歩になる。」
BARでのことを絡めて現在の状況を聞かれると、「ホンダでドライバーをしていた時とは大きく違ったアプローチだ。これは完全に新しい挑戦だ。ドライバーは常に競争力のあるマシンに乗っていたいものだけど、ここには自分達で開発していく数多くのことがある。」と新しい環境でのやりがいを話しています。
そして、なぜこうした忙しいスケジュールでチームが参戦を決定したのかを聞かれると、「今年は大きなチャンスだった。レギュレーションの変更が多い。だからF1に参戦するには大きなチャンスだと皆考えたんだ。」
最後に新車SA06投入については、「いつ新車が来るか分からない。ヨーロッパラウンドのどこかで来ればいいけど、まだ分からない。」と。
SA06は今のところ、琢磨の語るヨーロッパラウンドにギリギリ間に合うかという時期(6月)のようですね。
さらに遅れそうな気配プンプンですが。
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