Three in a row for Alonso? [GP2006.COM] アロンソへのイギリスGP展望インタビュー。
−フェルナンド、4月にシルバーストンでテストをしましたが、多くのドライバーは以前とはかなり変わったとコメントしています。理由を説明できますか?
「今はV8、以前はV10だから大分異なっている。シルバーストンは高速コーナーが多い。今年のマシンはパワーは少なくなっていて、タイヤはよりソフトなタイヤでグリップは十分ある。これは、コーナーでより速くなることを意味していて、第1セクターのほとんどが全開で走ることになる。確かにこれがV8とV10の大きな違いだ。」
−ドライバーとして何を変えますか?
「多くの高速コーナーがあり、路面も非常にバンピーで、身体的に厳しい。シルバーストンはドライバーがこなすのが困難だ。それはもちろん楽しみの問題だ。限界を攻め、高速コーナーでアタックしている時はいつもいい感じだ。
−シルバーストンはF1カレンダーで「クラシック」なレースのひとつです。特別な雰囲気はありますか?
「確かにある。イギリスのファンはF1に対して特別な思いがある、情熱ではなくて、非常に深い知識がね。これは、サーキットに観衆とのいい関係があるということで、これは我々にとってのホームレースにもちょっとあることだ。エンストンのファクトリーはサーキットから30分ほどで、ファクトリーのみんながレースを見るためにサーキットに来てくれる。我々はチームメイトのためのショーだと分かっているし、それがここでのレースを楽しくさせてくれる。」
−最近レースでは、トップチームがどのタイヤを持っているかで前後するということを見てきました。ここは「ミシュランのコース」になりますか?
「数ヶ月前のシルバーストンのテストでは、ミシュランタイヤはとてもよかったし、今週も非常に力強くなるだろうと自信を持っている。しかし、そんな予想をする前に我々は状況を見極め、走らなければならない。直近の数レースで、初日のプラクティスから決勝までにパワーバランスが変わってきたのを見てきた。だから我々は、トラック状況の変化、決勝へ向けてタイヤパフォーマンスがどうなるかを見なければならない。」
−シルバーストンでのセットアップはどうなんですか?何が必要になりますか?
「高速コーナーのためのいい空力、ハンドリングのバランス、バンプをうまくこなす乗り方、最終セクターの低速コーナーのためのメカニカルグリップ、全てが少しずつ必要。基本的にシルバーストンは2つのサーキットだと思っている、まずは高速部分、そして低速部分。しかし、ここはいいクルマ、悪いクルマがはっきり分かれるコースだ。」
−最近2レースで2勝しています。これを3つにすることができますか?
「このレースに関して、非常に自信があるよ。シルバーストンでいいテストをしたし、サーキット特性はR26にぴったりだと分かっているから、前で戦えないなんて考える理由はないよ。我々が確実に勝利すると予測するポイントはない。フェラーリは強いだろうし、モナコのスピードを維持できればマクラーレンも多分いいだろう。週末は簡単なものにはならないだろうけど、勝利へ向けて戦えるという事は確かだ。」
まぁ、たしかに相手はフェラーリかマクラーレンかくらいだろうなぁ。
ホンダはもう・・・
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