Toyota Motorsport Announces Internal Restructuring of F1 Program [Paddock Talk] トヨタはF1プログラムにおいて、努力が進行中の人的資源、シャシーとエンジン部門の内部再構築を発表。
・テクニカルディレクター職は廃止
・ゼネラルマネージャーを設置、シャシー部門P.バセロン、エンジン部門R.マルモリーニが就任。2人は部門の運営と、シャシー・エンジン部門間の調整を図り、エグゼクティブ・バイス・プレジデント(上級副社長・副代表)木下義明と新居章年に報告
・バセロンは空力・シャシーデザイン設計、シャシーの研究開発、レース・テストのエンジニアリング、チーム運営、マルモリーニはエレクトロニクスを部門に統合、エンジン、シャシーのバランスもとることに
・永島勉(日産→NISMO→トヨタ→トヨタGT担当)がシニア・エグゼクティブコーディネーターに留任。しかし、シャシー部門の指導領域は増え、またバセロンの補佐もする予定。また特別プロジェクトも担当、本社とモータースポーツ部門の高橋敬三と連絡を密にする
TMG社長のジョン・ハウエットはこの再構築について、「トヨタの各部門の再構築は、チームワークを具体的に組織させることになる。我々はいつも究極のゴール、つまりチャンピオンシップに勝つために活動的に献身し、組織内部の個々人も努力している。我々はこれを実現するためにはテクニカルディレクター職を廃止する事だけにより可能だと考え、そのため我々の組織からこのポジションを廃止した。バセロンもマルモリーニはシャシー、エンジンのシニア・ゼネラル・マネージャーに就任する事を承諾してくれ、すばらしい運営を続けてくれる。我々は、これらの変更が長期での安定性、レースでのパフォーマンスにかなりの助けをしてくれると確信している。」と話しました。
普段あまり組織論まで踏み込んで見ないんで、どの程度効果がありそうなのかはわからない。
けど、ガスコインとの「意見の相違」ってのはこれだったんだなぁ。
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