月曜、火曜のF1ニュースまとめ

月・火と全くF1ニュース見てなかったのでまとめ。

アロンソとともにスポンサーもマクラーレン離脱？ [GPUpdate.net]

ムトゥア・マドリレーニャって、「あの変なリリース」であっち側（マクラーレン側）な感じだったのに。
まぁ、その後の「アロンソ・スーパーファンド」で名前挙がってたけど。
「あの変なリリース」、アロンソ前提orスペイン系スポンサーが「アロンソを送る側」として名前わざわざ出してたり、アロンソ自身も「公平平等な待遇だった」的なコメント入れてたりして不自然でした（リリースにこういう内容を入れることが離脱の一条件とも思えますが）。

ブリアトーレ　「アロンソは今週中に決断を下すだろう」 [GPUpdate.net]

結構控えめな確率だなぁ。
スパイ絡みとか自身のマネージメント復帰か否かみたいなことでちょいと困難ありなのかな？
残り40％はレッドブルとホンダか。
ホンダはありえない、と思ってたけどR.ブラウン加入の際に代表の職を空けるくらいにもう全てを投げ出す雰囲気もあるんで、もしかしたら・・・があったりするのかも。

パナソニック・トヨタ・レーシング　ティモ・グロックと契約 ＧＰ２シリーズチャンピオンをレースドライバーとして起用 [TOYOTA F1 TEAM official site]

ロズベルグ、コヴァライネン、ハミルトン（あとスピードとかもか）に続けるかどうか。
F1出戻りってのが初めての例なんで、自分はかなり割り引いて見てたりしますが・・・

ラルフ、トヨタのF1に対する取り組みを批判 [F1-Live.com]

毎度毎度のトヨタ離脱者の批判。
ですが、この批判が相当なのかそうでないのかはこれからの結果のみが知る、と。
06年春～夏、トヨタがガスコイン、ホンダがウィリスを切って、ビッグネームのトップダウン型から合議制型に変更。
で、07年秋にはホンダが再度方針変更でブラウン獲得、多くの責任と権限を持たせる。
「方針変更して、成功」「方針変更して、変わらずor失敗」と「方針変更せず、成功」「方針変更せず、変わらずor失敗」が当然あるわけですが、トヨタ・ホンダがこれからどうなるか。
F1日本勢両巨頭が、またもの方針変換なくこのまま違うやり方でこれから進んでいくとすれば、それはそれで楽しみ。

クリエン&リウッツィ、12月のテストにも参加 [F1キンダーガーテン]

ラルフとフィジケラのテスト枠がぁぁぁぁぁ。

Doornbos in talks with BMW Sauber [F1 TECNICAL]

レッドブルは、育成（＆系列）ドライバーの処理に困ってるなぁ。
このドーンボスBMW狙いは、ベッテルでのレッドブルとBMWの関係が活きてきたりすると実現しそうだけど、有力そうな若手候補多いよなぁ。

Vietoris excited for BMW F1 test

Vietoris excited for BMW F1 test [GPUpdate.net]

BMWワールドファイナル去年の勝者C.ヴィエトリスが、バレンシアでBMWザウバーのF1マシンをテストへ。
ヴィエトリスは「皆、ブレーキが強くてGが強いと私に言う。今まで実際に走ったよりもさらに速い走行をイメージしようとしている。これが私に最低限できる準備だ。」と話しています。

ＢＭＷ　テストドライバーの選考会を予定 [GPUpdate.net]

アスマー、キャロル、ヴィエトリス、ヒュルケンベルグあたりですかね、やっぱり。
キャロルかヒュルケンベルグだよなぁ。

Alonso-Red Bull talks ‘ongoing’

Alonso-Red Bull talks ‘ongoing’ [Setanta Sports]

トロロッソ代表のF.トストは、アロンソとレッドブルの話し合いは続いていると見ています。
アロンソがレッドブルに加入した場合、クルサードがトロロッソに加入・ブルデーはもう1年アメリカでレースすると言われていて、トロロッソも無関係ではありません。
「アロンソがまだ契約を固めていない事実があり、それぞれのチームが彼に大きな興味を持っている。」
「私が知る限り、アロンソとレッドブルの話し合いは存在する。」
ただ、アロンソがレッドブルに加入した場合の上記の噂には疑問を呈していて、「我々には、ベッテルとブルデーとの契約がある。これは事実で、他の全てが憶測である。」と話しています。

下の記事にもこの内容は含まれてたけど、一応分割。
当事者だけど、一歩後ろな感じのトロロッソ側のこの話。
ほんとに話は続いてたりして。
ただ、ホーナーもそうだけど、トストも自分のところのことに関してはキッパリ否定。

Toro Rosso to start 2008 with old car

Toro Rosso to start 2008 with old car [Grand Prix Magazine]

トロロッソは2008年、前年マシンとなるSTR2で開幕を迎えるようです。
チーム代表F.トストが明らかにしたもので、「少なくとも開幕4戦は」STR2でのレースが続くとしています。
信頼性確保が来年へ向けた第一で、「もし新車に問題があった場合に、我々に対応できる時間を持つ」ためだとしています。

レッドブル・トロロッソの信頼性＝ギアボックス・ハイドロ系、だからマシン全体を遅らせるほどじゃないと思うけどなぁ。
実際は、今年見られたようなレッドブルテクノロジーの生産体制の遅さが原因でレッドブルが優先して供給を受けるからってことじゃないかと。

Toyota set to confirm Glock at Fuji event

Toyota set to confirm Glock at Fuji event [autosport.com]

トヨタは来週富士スピードウェイで行われるトヨタモータースポーツフェスティバル（TMSF）で、自由の身になったT.グロックの起用を発表へ。
グロックについては、複数年契約をしたトヨタと来年のオプションを保有しているというBMWザウバーの間で意見が食い違い、契約承認委員会がトヨタとの契約は問題な使途の判断を下しています。
グロックのトヨタでの初披露はTMSFと見られ、これにはトゥルーリ、可夢偉、一貴のトヨタ系のF1ドライバーも出席します。

TMSFは、トゥルーリと可夢偉のTF107が2台だけっぽいんだよなぁ。
グロック向けにTF106B、一貴向けにFW28とかの旧車を持ってきて4台で走れば壮観なのに。
まぁ、ウィリアムズのマシンはホンダのスーパーアグリへの支配・所有の関係ではないから難しいのかもしれないけど。

McLaren react to ICA findings

McLaren react to ICA findings [F1-Live.com]

ブラジルGP燃料温度問題に対する控訴が棄却されたマクラーレンの反応。
・M.ウィットマーシュ
「ルールの明確化と一貫性のために我々は控訴した。まだ国際控訴裁判所決定の書類を見ていないが、明確化がなされることを願う。」
「我々の控訴はプロセスにおいて、論理的で手続き上の段階だった。来年もこの燃料温度問題がハッキリしない未解決のままにならないように我々は願っていて、同様の件が起こることを避けるためにFIAとチームたちとの作業が前進することを願っている。」

・L.ハミルトン
「私はこれまで言って来たのは、キミが2007年のドライバーズチャンピオンにふさわしいということだ。そして、私もチームも法廷での決定を望んではいなかった。チャンピオンを奪うことがチームの控訴の目的ではなかった。2008年の競争が楽しみで、今年成し遂げた選手権2位よりもいい成績を出せるよう願っている。」

はい、お疲れ様でした～。

International Court of Appeal - Decision

International Court of Appeal - Decision [FIA]

FIAからもマクラーレンのブラジルGPに関する控訴を棄却すると正式発表。
ブラジルGPスチュワード、マクラーレンからの説明を受け、様々な書類、証拠を見たうえでの判断。

Court of Appeal rejects McLaren claim

Court of Appeal rejects McLaren claim [pitpass]

ブラジルGPのBMWザウバーとウィリアムズの燃料温度違反に対する裁定へのマクラーレンの控訴は却下されています。
これにより、チャンピオンシップ順位、入賞者・ポイント獲得数などに変化はありません。
公式な発表はまだされていないものの、確かな情報源からのもののようです。

Mallya on his way to the Forum

Mallya on his way to the Forum [GrandPrix.com]

フォースインディアのV.マルヤが、モナコで行われるモータースポーツビジネスフォーラムの最初のセッションで報告をします。
マルヤは、将来的に最も大きくなる可能性のある国をF1の市場としてどのように利用していくかについて話す予定です。
「ビジネスの観点から、12月初めのモナコはフォースインディアのコンセプトと、全地球的なモータースポーツ産業のよさを紹介するいい場所と時間になる。」とマルヤは話しています。
また、アメリカの投資家M.ドハティがモータースポーツチーム買収をどうやるかという洞察を提供します。

CRB says Glock free to race for Toyota

CRB says Glock free to race for Toyota [autosport.com]

BMWザウバーとトヨタの間で問題になっていたT.グロックの契約。
契約承認委員会は、トヨタでのレースは自由との判断を下しています。
チーム側はまだ正式発表をしていません。
この契約承認委員会の判断で、BMWザウバーは新しいテスト・サードドライバーを探す必要が出てきます。
現在、噂されているのはM.アスマー、A.キャロル、C.ヴィエトリス、N.ヒュルケンベルグです。

あー、グロックに決まりかぁ。
吉と出るか凶と出るか・・・
吉と出てくれる方を望みはしますが、うーん。。。

※追記
BMW側はCRBの判断に従い、グロックの離脱を認める方針。

Jordan glad to be out of F1

Jordan glad to be out of F1 [F1-Live.com]

元ジョーダンチームオーナーE.ジョーダンは、F1の外にいて嬉しいと語っています。
ジョーダンは、04年末にチームをミッドランドに売却しF1から身を引いています。
「過去1年で、F1の政治的指向がより強くなり、外にいることが嬉しくなった。」
「絶対的に魅惑的な仕事だが、外から見ているほうがよりいい。あぁ、つらい仕事だった。」
「過去25年でグランプリに複数勝ったのは5チームだけだ。フェラーリ、マクラーレン、ウィリアムズ、ルノー、そしてジョーダンだ。」
「トヨタやホンダは莫大な資金を投入しても表彰台さえ乗れない。彼らがレースに勝てるかい？チャンスはないよ。」

かつて盛んに言われた4強が強いんだなぁ。
範囲を直近10年に縮めても変わらないから、過去の栄光だけではなくやっぱり強いところはいつでも強いってことだ。

Button says Brawn is what Honda need

Button says Brawn is what Honda need [autosport.com]

バトンは、R.ブラウンはホンダが必要としていたものだと話しています。
ブラウンはフェラーリでの成功の10年の後、1年休養を挟んで、26日からホンダ代表に就任します。
「周知のように非常に幸せだ。チームが必要としていたものだと思っている。ブラウンはF1での多くの経験を持っている。」
「一人の人間ではチーム全体が動くことはないが、彼のもたらすもの、指導、指示は大きな変化を起こすだろう。彼は以前その全てをなしており、彼と共に働くことを楽しみにしている。」
「容易なシーズンではなく、我々のクルマはよくなかった。しかし、大事なことは我々は問題を理解していることで、変更をして、作業に取り組んでいる。」
「指示系統と考え方、特に空力を変えた。我々は正しい道を行っていて、私も進行過程に満足している。」

Massa: new rules to cause more accidents

Massa: new rules to cause more accidents [autosport.com]

マッサは新ルールがウェットコンディションでのクラッシュを多く誘発すると考えています。
2008年からはドライバー補助システムが廃止され、今週のテストでは各チームそのテストを行っていました。
「それは面白い。スロットルはボタンのように使われ、姑息な手段無しに踏むか離すかをすることになる。できるだけスムースにやる必要がある。」
「ラップタイムがすぐに向上したということは、我々が正しいやり方をやっているという兆候でもある。」
「しかし、安全性の観点から言えば、電気系の制限は退化だ。ウェットレースでは多くの事故が起こるだろう。」

ますますマッサには雨のレースが・・・

ドコモ、905iシリーズを26日より順次発売

ドコモ、905iシリーズを26日より順次発売 [ケータイ Watch]

発売早ー！
これは、DoCoMoのやる気とも窮々とした感じとも言えるか。
派生端末は最初から春になるくらいの時期予定ってのはありますが、ソニエリ非派生端末がこんなに最初から出てくるってのは珍しいな（笑）

Singtel named as title sponsor for Singapore GP

Singtel named as title sponsor for Singapore GP [GrandPrix.com]

来年から開催が始まるシンガポールGPのタイトルスポンサーが決定。
シンガポール・テレコミュニケーションズ（SingTel）で、グランプリ正式名称は「シングテル・シンガポール・グランプリ」になる予定。
シンガポールは東洋初の電話敷設都市（1879年）で、シングテルは以前まで政府保有企業（現在もテマスクホールディングス経由で政府が一部保有）で、シンガポール最大の企業の一つになっています。
事業は、固定電話、携帯電話、インターネット、有料テレビで、1億2400万の顧客がいます。

McLaren under fire from Ferrari and BMW

McLaren under fire from Ferrari and BMW [F1-Live.com]

フェラーリ、BMWの弁護士がマクラーレンを批判。
フェラーリ弁護士は「マクラーレンは恥知らずの偽善者」と一刀両断。
マクラーレン弁護士は、ハミルトンのタイトル獲得までブラジルGP燃料温度への裁定を不服としての控訴審で求めていました。
マクラーレンCEOのM.ウィットマーシュは弁護士を「どんな弁護士も弁護をしなければならず、勝利を目指す上で強気に出る必要がある。」と擁護しています。
BMWの弁護士は、BMW・ウィリアムズの3人の除外を求めるのは「あからさまなご都合主義」としています。

Toyota Young Driver Kobayashi moves into F1

Toyota Young Driver Kobayashi moves into F1 [F1 COMPLETE]

トヨタヤングドライバープログラム（TDP）の小林可夢偉が2008年トヨタのサードドライバーになることが正式発表されています。
可夢偉は去年のシーズンオフテストで初めてF1マシンをテスト、今年はユーロF3に参戦、今週はマカオF3に参戦しています。
チーム代表山科忠は、「私は可夢偉を喜んで歓迎する。昨年冬にテストをして、将来におけるF1でのポテンシャルを見せた。今彼は、F3での経験を積んだ後で、F1への朝鮮の準備は出来ていると思う。TDPが結果を出していて、若いドライバーのF1への昇格を助けているのは喜ばしい。」と話しています。
一方可夢偉は、「TDPの枠組みは私のキャリアに大きなサポートをしてくれて、そのサポートに非常に嬉しく思っている。今回のことは私にとって大きな挑戦であり、F1ドライバーとなることに非常に興奮している。レースを始めてからF1に行くことを夢見ていて、サードドライバーとしてトヨタに参加できることは素晴らしい機会だ。去年の最初のF1テストはうまくいったが、まだF1について学ぶことはあり、定期的なテストは私にとって大きな経験になるだろう。」

一貴がウィリアムズでレギュラー、可夢偉がトヨタでサード。
その一方で、平手はFポンのルーキーテスト受けてたみたいですね。
Fポン行き確定かどうかは知りませんが、随分と差が出てるなぁという感じ。
GP2表彰台1回とユーロF3ランク4位だと、まぁ後者の方を取るか。

Promoter beaten to India GP contract

Promoter beaten to India GP contract [F1 COMPLETE]

インドオリンピック協会（IOA）は、2010年以降デリーでF1が10年契約で開催されるというニュースの確認を拒否しています。
インドGPの開催契約とその開催地サーキットの建設契約は、プロモーターとされたIOAではなく、JPアソシエーツと結ばれています。
IOAのSuresh Kalmadiは「この話は関知していない。」と話しています。
逆にJPアソシエーツ代表のManoj Gaurはこの話を歓迎していて、「この滅多にない興味深い考えを試みれることに我々は興奮し幸いに思っている。」と話しています。

インドはモタスポ連盟も前は分裂してて・・・とかあって、やっとそれは解決したかと思ったのに。
無事に開催できるでしょうか。

鈴鹿関連記事2本

Ｆ１鈴鹿再開　記念の催し [asahi.com]
鈴鹿Ｆ１の再開　地域に生かそう [asahi.com]

鈴鹿＆ホンダ、これでもかというくらい畳みかけるねぇ。

Toyota says goodbye to Franck Montagny

Toyota says goodbye to Franck Montagny [F1 TECHNICAL]

トヨタのF.モンタニーへの惜別の言葉。
・J.ハウエット
「今年フランクと共に働いたのはポジティブな経験だったし、彼は多くをチームにもたらしてくれた。彼のテストでの働きは素晴らしく、我々のクルマの絶え間ない改善を助けてくれた。彼は非常に仕事にひたむきで情熱あるキャラクターだ。我々はチームの一部として彼と一緒であることを楽しんできて、そんな彼を失うのは残念だ。」

・P.バセロン
「フランクはサードドライバーとして今年ハードな仕事をかなりやってくれた。我々は彼の経験と情熱という利益を得た。彼のフィードバックは常に素晴らしく、それは非常に重要なものだった。フランクはチームといい関係を築き、彼のやってくれたことに感謝したいし、これからの彼の幸運を祈りたい。」

・G.プファイファー
「我々は今年フランクとの仕事を徹底的に楽しんだ。彼は2007年、テストプログラムで重要な貢献をしてくれた。彼は速く、賢明なドライバーで一緒に働いたのは本当に楽しかった。テストチーム全員が、彼のこれからの選択がどういうものであっても彼の幸運を祈っている。」

1年は短かったなぁ。
12月ヘレスのフォースインディアでのテスト頑張れ！