バルセロナテスト3日目

バルセロナ [GPUpdate.net]

ルノーのトップタイムっていつ以来だろう・・・（去年のシーズン中、ミシュラン装着での最終テスト？）
シケイン不通過でもあったのか、見直したらマッサとコヴァライネンの順位が変わってた。
今日でトヨタ最後のモンタニーが3番手。
トゥルーリは昼前だかグラベルに深くハマってロスってたなぁ。
マクラーレンは沈み気味で周回数も少ない。
一方、最多周回数は中嶋の126周。
午前の段階で83周とか行ってて、マクラーレン2台の1日合計よりも走ってた。
フォースインディア、2日連続でクリエンの方がリウッツィよりもベストタイムは上。
05年の成績もクリエンの方が上だったんだよなぁ（予選形式の問題で予定したよりクリエンを多用しましたが）。
ホンダ系は16、18、19番手。
ロシターは今日は打って変わってスーパーアグリからの参加。
ロシターに関しては所属チームなんてどうでもいいように扱われてる感じ（子会社に転籍させて・・・ってのはホンダとしては同じ仕事量・質なのに給料下げられたりしておいしいのかしら？）。

ALONSO TIPPED FOR RENAULT RETURN

ALONSO TIPPED FOR RENAULT RETURN [Sporting Life]

アロンソの移籍先候補として挙がっているレッドブルのチーム代表C.ホーナーは、アロンソはルノーに復帰すると予想しています。
「フェルナンドは結局ルノーになるだろう。」
「我々はアロンソと繋がったことは嬉しく思っている。それは我々が過去2年でなした進歩を見せるものだが、我々のドライバーは2008年の契約がある。」
「ルノーは、トヨタとともに空きスペースがありドライバーを発表していないわずかなチームだ。」

McLaren lawyer seeks title for Hamilton

McLaren lawyer seeks title for Hamilton [autosport.com]

マクラーレンの弁護士が、ハミルトンのタイトル獲得を求めています。
ブラジルGPを7位で終えたハミルトンは、1位で終えたライコネンに1p差で破れチャンピオンを逃しています。
ただ、4～6位に燃料温度違反があったとされるウィリアムズ・BMWザウバーの3台がいることから、3台が失格＆ハミルトンの順位が5位以上になれば、ハミルトンが111pでチャンピオンになります。
とは言え、4～6位の3台の失格とハミルトンを含むその下の順位の者の順位繰上げは別々に判断されるため、3台が失格になってもハミルトン以下の順位はそのままで確定ということもありえます。
「原則は明確だ。もし不履行があれば、性能の上昇があったことになる。処罰は、結果からの除外でなければならない。」
「過去であってもこういうことは結果から除外だった。そして順位の再分類があった。我々がお願いするのは、過去普通にあったことをしてくださいということだ。」

ハミルトン、ハウグ、ウィットマーシュ、つまりは当事者、メルセデス、マクラーレンの三者が「コース外でのタイトル決定は望まない。規則の明確化を望むだけだ。」という話をしていたんですが・・・
弁護士の法廷戦術の一貫なのか、隠された三者の本音なのか。

Schumacher: Brawn will need time at Honda

Schumacher: Brawn will need time at Honda [autosport.com]

ミハエルは、ホンダ加入が決まったR.ブラウンが自身の影響を感じるまでには時間が必要だとしています。
来シーズン初めからの影響反映には、この時期の加入は遅すぎると話します。
「彼が「スーパーブレイン」であることは確かだが、来シーズン初めという短すぎる期間ではチームを変えることはできないだろう。」
「ロスでさえもそれは到底難しいだろう。彼は素晴らしい頭脳の持ち主であることは疑いなく、獲得するには彼が正しい人物であることは確かだ。しかし、時間はかかる。」
「彼がかなりプッシュし、かなり速く物事を進めていくことが出来るだろうことは確信している。」

あっという間に楽観論が進行中なところもあったりしますが、ブラウン加入から開幕までまさにオフシーズン期間ピッタリしかないわけで、過度な期待は危険な気も。
状況によっては来年も今年方式を採るかもしれないけど、うまく行けば来年から4台体制なわけだし、イギリス系どっしりで「ぶれ」はもう出なさそうだし、ホンダは本当に09年以降楽しみ増えるなぁ。

Formula One title appeal hearing starts

Formula One title appeal hearing starts [autosport.com]

ブラジルGPにおけるBMWザウバー・ウィリアムズの燃料温度違反への裁定が不服だとしてマクラーレンが起こした控訴審がロンドンで始まっています。
判決、処分によっては、チャンピオンがライコネンからハミルトンにかわる可能性もあります。
FIA広報は、判断は明日金曜日に出てくるだろうとしています。
4人の独立した人物（John Cassidy(アメリカ)、Vassilis Koussis(ギリシャ)、Jose Macedo e Cunha(ポルトガル)、Jan Stovicek(チェコ)）が判事として任命されています。

Entry list for Massa's Kart Challenge revealed

Entry list for Massa's Kart Challenge revealed [pitpass]

マッサの主催するチャリティカートイベントの出場者が明らかに。
F.マッサ（F1）
M.シューマッハ（同上）
R.バリチェロ（同上）
V.リウッツィ（同上）
L.バドエル（同上）
G.ドフェラン（元IRL）
C.クリエン（F1)
R.モレノ（ブラジルGT3）
N.ピケJr.（F1）
T.カナーン（IRL）
V.メイラ（IRL)
R.マウリシオ（ブラジルストックカー）
M.ゴメス（同上）
L.フィリッピ（GP2）
A.ピッツォニア（ブラジルストックカー）
E.ベルノルディ（同上）
L.ブルティ（同上）
P.ブエノ（同上）
C.ブエノ（同上）
R.ゾンタ（同上）
L.ディグラッシ（GP2）
X.ネグラオ（同上）
A.バロス（MotoGP）
F.ジアフォーネ（ブラジルトラックシリーズ）
T.カミロ（ブラジルストックカー）
開催は11月24-25日。

ブラジルストックカーってメンバーに元F1ドライバー多いなぁ。
って、ゾンタはルノーのテストドライバーじゃないのか。
そして、チャンプカー行った後消息不明だったウェバーが嫌うピッツォニアの名前も（涙）
アロンソは結局出場してる余裕はないって事ですかね。

De la Rosa plays down hopes for McLaren seat

De la Rosa plays down hopes for McLaren seat [Home of Sport]

アロンソ後任のマクラーレンシート獲得に意欲を見せていたデラロサですが、トーンダウンしています。
「1年前のほうがよりチャンスはあったと思う。」
「ライコネンとシーズン後半レースをして自信があった。正式にレースドライバーに慣れるかもしれないと思っていた。」
「今、状況は変わっている。現在の状況は複雑になっていると分かっている。去年は自分かハミルトンかしか選択肢はなかった。今年はかなり選択肢が広い。」
「チームの決めることであり、私は待たなければならない。」
「自分のポジティブな点は、チームとクルマを知り尽くしていて、私に一貫性があるということだ。」

Force India may have two free seats - Kolles

Force India may have two free seats - Kolles [Home of Sport]

アロンソの動向とともに、俄然注目を集めるようになってきたフォースインディアのレースシート。
C.コレスは2つのシートが空きになるかもしれないとしています。
スーティルがチームとの複数年契約を結んでいる期間中ですが、マクラーレンへの移籍が噂されています。
このフォースインディアのシートにはすでにテストをしているC.クリエン、V.リウッツィ、G.バンデルガルデ、R.ロドリゲスに加え、今週でトヨタでのテストを終えるF.モンタニー、12月にヘレスでテストに参加する予定と言われるR.シューマッハ、G.フィジケラも候補に挙がっています。
C.コレスは「使えるシートが1つか2つかは関係なく、我々はことを見守るつもりだ。」と話します。
また、持ち込み資金は気にしないとしていて、「我々はベストなドライバーを欲している。だからその他のどんな言い訳・理由にもなりえない。」としています。
M.ガスコインがラルフを起用するなら自分はチームを離脱すると話しましたが、コレスは「我々は常々、彼が望むなら彼は歓迎される、と言っている。」と話しています。

Schu could test again says manager

Schu could test again says manager [Home of Sport]

ミハエルの更なるテスト参加はありえる、とマネージャーのW.ウェバー。
広報などはミハエルのテストは今週限りだと、今後のヘレステスト参加などを否定していました。
ウェバーは「チームの助けになるなら、テスト参加は行われるだろう。」と話しています。
マルカ紙は、引退したミハエルのトップタイム連発は現役ドライバーにとって「屈辱」以外の何物でもないと書いています。

全くその通りだよなぁ。
復帰するなら復帰する、引退するなら引退する（どうしても参加したいならプライベートテストとか）ってハッキリしないと、ただただF1全体を白けさせるだけのような。

Italian actress claims affair with Raikkonen

Italian actress claims affair with Raikkonen [DailyF1News]

イタリア人女優がライコネンとの関係があったと話しています。
25歳のV.ジョイアで、1年前にミラノのナイトクラブで会ったとしていて、彼が結婚しているのを知った時に関係をやめたとしています。
「チューリッヒの彼の家の近くを歩いていて、彼が巨大なアロンソの写真を見つけた。すると彼はよじ登って、それを引きずり落とした。」
「彼にあった時、彼が誰だか知らなかった。彼を見て、あるバンドの歌手を思い出した。」
「私は彼の家で彼の全てのトロフィーを見た。そして誇らしげに以前在籍したマクラーレンのステアリングを見せた。」
「別の機会では、私は彼とグランプリに行った。私はホテルに隠された。」
「最後には彼が結婚しているのを知った。彼の妻であるジェンニについて話した時、私はテレビでレースを見ていた。」
「私は全てをやめて、彼からのプレゼントを捨てた。全てが終わって、私は傷ついた。」
「6月にミラノのレストランで彼を見た。私はボーイフレンドと一緒で、彼は他の誰かといた。」

なんというか、究極的にF1に興味がない人なのね。
まぁ、誰だか知らないってことはありえるけど、F1ドライバーだと知った後なら妻帯者ってことはすぐに分かりそうなのに。

Indian company signs F1 track deal - report

Indian company signs F1 track deal - report [REUTERS]

インド紙が、バーニーとインド企業の間でニューデリー近郊に建設されるサーキットの建設契約にサインしたと報じています。
その企業はJP Associatesで、2010年にインド初のグランプリが開催される予定で、開催も10年契約のようです。
インドは急激な経済成長をしていて、それに後押しされる形でN.カーティケヤンが2005年にF1デビュー、V.マルヤがスパイカーF1を共同で買収、さらにK.チャンドックもレッドブルでテストをしています。

Schumacher stays on top in Barcelona

Schumacher stays on top in Barcelona [autosport.com]

バルセロナテスト2日目、今日も昨日に続きミハエルがトップタイム。
フェラーリは昨日のバドエルからマッサにバトンタッチ、4番手。
デラロサ2番手、パフェは5番手。
ルノーのコヴァライネンが3番手タイム。
ウィリアムズは進化を継続、ニコが6番手、中嶋は9番手。
レッドブルは電気系の作業、クルサードが7番手、チャンドック11番手。
トヨタは共通ECU、来年向けパーツの評価作業、トゥルーリ13番手、モンタニー18番手。
モンタニーはクラッシュあり。
「今日はスムースな日。トラコンなしのドライブを楽しみ、ポジティブで生産的な日を過ごしたといわなければならない。」とトゥルーリ。
バトン、フィリッピのホンダは、12番手、16番手。
明日はフィリッピからコンウェイに交代。
今日もタイムシート最後方のフォースインディアは3人でテスト。
スーティルが1人での最多周回数、チームとしても3人合わせて最多周回数。
触れられてないところでは、ハイドフェルド8番手、クビカ14番手。
トロロッソは10番手ベッテル、17番手ブルデー。

途中までトヨタとマッサの周回数が極端に少なかったり、ミハエルはコースアウト、デイビッドソンはピット内でマシンから白煙なんてこともありました。

Sons of former F1, CART champ Mansell to contest Champ Car Atlantic Series

Sons of former F1, CART champ Mansell to contest Champ Car Atlantic Series [AutoWeek]

元F1・CARTチャンピオンのN.マンセルの息子、グレッグとレオが来年チャンプカーアトランティックシリーズに参戦。
所属チームは共にウォーカーレーシングで、すでにチームはカナダ人ドライバーKevin Lacroixの起用も決めています。
グレッグは20歳、レオは22歳で、10月にテスト走行をすでにしています。

Schumacher admits feeling nervous on his return in F1

Schumacher admits feeling nervous on his return in F1 [GPUpdate.net]

去年10月の引退以来、初めて公式テストでF1ドライブをするミハエルのコメント。
「すごく楽しかった。引退して長く間が空いたが、チームを助けるのに十分な走りが出来ていることに非常に満足している。いくつか疑問符があって、自分はそれに答えられた。自分がまだうまくやれていることを知るのはいいことだ。」
「トラコン無しのマシンの感触は2000年より悪い感じだ。エンジンが変わっているからね。以前はV10で、ギアで楽しむこともできた。今はそれが不可能だ。低速コーナーがもっとも難しい。」
F1公式イベント13ヶ月ぶりですが、順応に関して「非常に速く戻った。」と話しています。
「2ラップでやらなければいけないことが分かった。それは大きな疑問点だった。それを非常に早く全て分かったのはいいことだった。クルマに戻った時は緊張していたんだ。」

Toyota to launch new car on January 10

Toyota to launch new car on January 10 [F1 COMPLETE]

トヨタは08年新車TF108を1月10日に発表へ、F1 TODAYが報道。
ドライバーはJ.トゥルーリと、T.グロックになる模様。
場所はドイツ・ケルン。

今年はウェブ中継するんだろうか。

Hill: hearing likely to confirm Raikkonen

Hill: hearing likely to confirm Raikkonen [autosport.com]

ブラジルGP燃料温度問題に対する明日の控訴審について、D.ヒルはライコネンがチャンピオンを失うことがあってはならないとしています。
「そういうことが起こることは本当に本当になさそうだ。」
「我々は誰が2007年のチャンピオンかわかっている。」
ハミルトンがあと2p多く獲得することになれば逆転チャンピオンとなりますが、スチュワードはウィリアムズ・BMWザウバーの3人を失格処分とした場合でも、ハミルトンの順位を繰り上げるかどうかはまた別の判断をすることになります。
「（控訴は）原則を確かにするためにやる価値はあるが、私はそれで何かが変わるとは思わない。」とヒルは話しています。

ヒルとM.ウォーカーのあのお通夜ぶりはすごかったな。

Renault: ECU a tech step backwards

Renault: ECU a tech step backwards [ITV F1]

ルノーのB.ベルは、共通ECUについて技術的に「後退」と表現しています。
トラクションコントロールが来年から禁止、さらに効果的に新規則を管理するためにマイクロソフトMESの共通ECU導入を決めています。
ベルは「産みの痛み」があるとしています。
「今まで我々が使っていたものと関連し、このシステムは性能低下がある。キャパシティ、複雑さ、機能において同じレベルにはない。それぞれ注文設計だった我々のようなチームにとって、それは後退だ。」
「その形式は、今まで使っていたものとは異なっている。その付属物もまた特定的なもので、我々はクルマにそれら全ての新しいコンポーネントを導入しなければならなかった。克服できない課題ではないが、最終結果は我々が自由に手を加えられるかどうかによって選択されるものではないだろう。」
また、共通ECU導入のために開発時間を一部費やされたともしています。

Honda to build on 'earth car' concept

Honda to build on 'earth car' concept [Manipe F1]

悪名高きホンダの「アースカラー」がテストでなくなったものの、チームはその概念を捨て去ったわけではないと広報。
ホンダは07年革新的な「アースカラー」を纏ってシーズンを戦いましたが、獲得ポイントはたった6pと苦しいシーズンを過ごしました。
そのカラーリングは偽善だという批判もありました。
「我々は冬季は常に暫定カラーを使用する。」
「我々は環境コンセプトを次のレベルに引き上げるために現在ハードに作業をしている。これはらいシーズンのみならず、長期間のことだ。」
また、昨日のカラーリングは「チャンピオンシップホワイト」だとしています。

チャンピオンシップホワイトって、市販車にあったような気がする。
RA106のあの黄ばんだ白（というかアイボリー）もチャンピオンシップホワイト？
なんちゃらアイボリーだっけか。
あー、日産トリコロールなF1走らないかしら（笑）

Sutil would 'love' McLaren seat

Sutil would 'love' McLaren seat [Manipe F1]

2008年ロズベルグがウィリアムズ残留決定したことで、アロンソの後任マクラーレンシート争いはスーティルが抜け出たかもしれません。
コヴァライネンも候補の一人ですが、ハミルトンはスーティルとの再びのチームメイトをかなり欲しているとイギリス紙に語っています。
これに対しスーティルは「ルイスと共にドライブしたいと強く思っている。多分将来のいつかにはね。ただ、来年ならそれはいいことだ。」と話しています。
その一方で、フィジケラ、ラルフ、クリエン、リウッツィなどが争うフォースインディアのシートを確定させていることに安心しているとも話しています。

Schumacher not to test in Jerez

Schumacher not to test in Jerez [Manipe F1]

バルセロナでテストに参加しているミハエルには、来月のヘレスにも参加するのではないかと言う話が出ていましたが、広報がこれを「シューマッハは12月、ヘレスでテストをしないだろう。」と否定しています。
バドエルはミハエルについて、「マイケルがやったことは信じられない。1年ではなく、数日の休養だけだったみたいだ。彼は確実に世界で一番速いドライバーだろう。」と話しています。
クルサードは「ミハエルの状態に疑問符をつける人もいたが、彼は何も失ってはいなかった。年齢は関係ないということで、もし彼がF1復帰したら前の方にいることだろう。マクラーレンがドライバーを探しているなら、ミハエルはいい解決策だろう。」と話しています。

現役ドライバー散々だなぁ。
まぁ、アロンソ、ライコネン、ハミルトン、マッサが参加してないのはよかったとすべきか。
こういうことを続けると、フェラーリのドライバー起用法に異論が出てきそうな気もする。