続いて、個人的感想。
【レギュレーション】
コロコロ変えるのだけはやめて欲しい。
予選方式、1セットタイヤ、1GP1エンジンなどなど、「決められたルールの中で競うのがスポーツ」なので、そしてそれを見て楽しんでるんで、決められた内容については文句はないです。
しかし、シーズン途中に予選方式を変えたのはいただけない。
どんな批判を浴びても、3年くらい続けちゃえば定着していくと思うんだけど。
ダウンフォース規制などの「技術とのいたちごっこ」は今後も続けないと際限なくマシンスピード上がっちゃうんだろうなぁ。
【ベストGP】
日本GP。
予選結果での期待感、決勝でのすごいバトル、GPとして完璧だったんじゃないでしょうか。
ただ1人、特攻琢磨を除いて。
次点は、サンマリノGP。
【ワーストGP】
中国GP。
最終戦で、見てるこっちが落ち着いちゃった面もあるんだろうけど、運営のまずさがとにかく目に付いて、レースにも影響。
前半のフィジケラがライコネン以下抑えてどうなるか!?ってところまでの展開はよかったんだけど。
次点はアメリカGP。
ある意味のワクワク感があってしまったのと、「ミシュラン側はボイコットというより、ただのリタイア」と解釈してるので。
【ベストチーム】
ルノー。
最初から最後まで勢いはほとんど変わらず。
ただ、前半のフィジケラばかり・・・にはちょっとうんざりも、後半はドライバー自身の差か(いくらかの待遇差はあるだろうけど)。
次点マクラーレン。
優勝回数をコンスト別で見ると、こっちのが上。
【ワーストチーム】
BAR。
なんだったんでしょ、開幕の最終周故意リタイアと重量規定違反。
後半はバトンが頑張るも、ピット戦術・作業がダメダメ。
【ベストドライバー】
F.アロンソ。
とにかく強くて速くて熱くて冷静。
ポディウムなんかでのパフォーマンスもいい。
次点はK.ライコネン。
もうちょっとミスをなくすとか、ポディウムで盛り上がってください。
先輩M.ハッキネンはダサダサガッツポー(以下略
あ、クルサードは次々点。
【ワーストドライバー】
佐藤琢磨。
「日本人」でいくらかさ上げしても、最低評価。
前半はチームのダメさで仕方なかったけど、後半はチームメイトのバトンが10連続入賞でした。
セカンドドライバーとして見ても、最悪半分くらいの仕事は・・・
次点はハイドフェルド。
去り際がお粗末過ぎ、成績はまぁまぁだったけど(去り際だからこれでいい、とも言えるのかも)。
【ルーキーオブザイヤー】
T.モンテイロ。
アメリカGPで表彰台、それ以外でもベルギーで入賞。
そして何より19戦18完走。
次点、C.アルバース。
【ベスト3rdドライバー】
P.デラロサ。
車のおかげもあるけど、FPで良い仕事したし、代役バーレーンでの気合の入った走りは良かったです。
次点はR.ゾンタ。
レギュラー狙わずトヨタでがんばってほしい、ってのは勝手か。
以上、2005年F1世界選手権の振り返りでした。
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