Japan searches for a world class star [Joe Saward’s Grand Prix Blog]世界レベルのスターを探す日本。
サーキット隣の遊園地スピーカーから大きな音楽が流された無理矢理な鈴鹿の浮かれようにもかかわらず、日本のF1の現在の苦境は厄介なものだ。
トヨタ、ホンダは日本の大企業であるが、それらにはフェラーリのような神秘性や魅力のどちらもない。
ファンはその両社に興奮しない。
彼らはトヨタが鈴鹿で2位に終わったかどうかを気にしている様子はない、それはドイツでクルマを造り、ドイツ人とイタリア人ドライバーで親近感がほとんどないからか。
議論として、最も必要なものは日本からの成功するドライバーの存否。
佐藤琢磨はホンダのおかげで他のほとんどのドライバーが得るよりもかなり多くの機会を得て、ブレイクスルーをしたに近かったものの、結局は何もなくF1を去った。
彼はF1に復帰したがっているが、簡単ではないだろう。
日本のファンは情報をしっかり持っている傾向があり、中嶋一貴が十分な走りをしておらず、トヨタの支援なしに機会がないことを分かっている。
小林可夢偉は才能を見せるが、ヨーロッパや日本で彼に非常に熱心な者は皆無なようだ。
日本でF1人気を加速させる重要なものは、ファンを興奮させるドライバーを見つけられるかということ。
日本人は時々外国のドライバーに熱狂し、その一例として日本で一番F1がポピュラーだった1990年代初頭のA.セナと日本人ファンの非常に特別な関係がある。
セナはホンダのドライバーであると同時に、ほとんど神秘的象徴となった。
今日日本人をそうさせそうな唯一のドライバーは、長年ホンダのドライバーを務めたJ.バトンだ。
彼には愉快な日本人モデルである道端ジェシカというガールフレンドがいる。
彼女はおそらく彼と同じくらい有名で人気がある。
あぁ悲しいかな、日本人ではないジェンソンがいる。
小林は今年、ヨーロッパのGP2勝利を逃した。
2シーズンの参戦で、選手権16位以上のことをする必要があった。
日本/韓国人の国本京佑は、トヨタが次に大きな期待を持つドライバーだ。
国本は2008年の全日本F3を2位で終え、マカオGPに勝利。
今年はフォーミュラ・ニッポンで才能を見せ、どんな結果も出なかったものの、最近はヨーロッパでルノーワールドシリーズに参戦した。
今ユーロF3に日本人はおらず、イギリスでは一貴の弟である大輔がライコネン・ロバートソン・レーシングから参戦し、勝利はなかったものの7位というまずまずの1年目を終えた。
日本においては、フォーミュラニッポンで優勝した唯一のドライバーは小暮卓史だ。
彼はF1に来るには遅すぎる29歳で、もう7シーズンもフォーミュラ・ニッポンに張り付いている。
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